2024.9.2 更新
【金沢漆体験】自分だけの器で日本茶を楽しめる体験型アートカフェ「金沢茶寮」
金沢茶寮では伝統的な漆塗りの技術を使って自分だけの器を作る体験と、その器でプレミアム日本茶を楽しむ体験ができる新感覚のアート×カフェです。今回はその体験の様子をご紹介します!
1.体験の流れ
1-1.イメージする、色を作る
1-2.塗り重ねる、削る
計3回塗ります。塗って乾かし、また塗って、削る。
もちろん塗り方、削り方も分かりやすく教えてくれます。
何層にも塗ると自分好みの色が生まれてつい夢中になっていました。
削ると剝げないかな?と思いましたが、1~2層目に塗った色が模様のように出て楽しかったです。
1-3.器を使う、自分を見つめ直す
自分で作った器でプレミアム日本茶とチョコをいただきました。
すぐに器が使えることがうれしいですよね!
カフェスペースからは金沢市内が一望できます。
私は夕方の体験だったので夕日が見えて本当にきれいでした。
日常から離れてゆっくりできる空間でした。
2.体験詳細について
体験料 6,900円(税込)
※ 価格には「器、塗料、お茶、お菓子」のお代金が含まれています。
1日3回(10:00~/13:00~/16:00~)
各回最大6名
2時間制
当日も空席があれば体験いただけます。
当日予約はお電話にてお願いいたします。
TEL:076-254-6647
3.COREZOインタビュー
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金沢茶寮を始めたきっかけは何ですか?
金沢の伝統工芸に気軽に触れてもらいたいと考えたのがきっかけです。
金沢は昔ながらの街並みが残り、歴史を感じさせつつも美術館や現代アートも多くあり、時代が混在する街だと考えています。
そこで、伝統工芸をあえて現代風にアレンジし、新たな“金沢塗”(※)を皆さんに親しんでもらいたいと金沢茶寮をスタートさせました。
※金沢塗は、本来“漆塗り”のことを指します。扱いが難しいと言われる漆を、より身近に感じてもらえたらと思い、現代風にアレンジしたのが金沢茶寮で提供する金沢塗です。 -
体験はどのような方の参加が多いですか?
カップルや女子旅でいらっしゃる方が多いです。
最近は、親子で楽しんでくださる方も増えましたよ。
お子さまの自由な色使いには、いつも驚かされます。
金沢は観光地なので、観光客の方が半数を占めますが、石川・富山・福井の北陸エリアから来てくださる方も多いです。何度も足を運んでくださるお客さまもいらっしゃり、とても嬉しいです。
オープンから半年で、これまでに1,000名近く(2022年8月末現在)のお客さまにご来店いただきました。完成品に同じものはなく、世界に一つだけの器が出来上がるので、「どんな器に出会えるかな?」とスタッフもいつも楽しみにしています。 -
金沢塗りの魅力について教えてください
魅力はたくさんあります(笑)。
あえて3つあげるとしたら、1つ目は本漆では出せない鮮やかな色彩をお楽しみいただけること。
パステルカラーやニュアンスカラーなど常時20色ほどご用意していますので、カラフルな器を製作することが可能です。
次に、伝統工芸を2つ同時に楽しめること。
器は九谷焼のものを使用しており、湯呑みとお猪口からお選びいただけます。製作工程では、色を塗り重ねて削るという漆芸の技法を用いて器の模様を作っていきますので、九谷焼と金沢塗(漆芸)の2つに触れていただけます。
最後にお伝えしたい3つ目の魅力は、ご自身で作った作品を当日に使用できること。
陶芸だと作品がお手元に届くのは数ヶ月後になりますが、その日に器を使って、そのまま持ち帰りが可能です。ご自身の作品でお茶やお酒を飲むだけではなく、お部屋に飾ったり、小物入れにしてみたり…ぜひ自由な使い方を楽しんでください。
基本情報
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営業時間
10:00〜18:00
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定休日
不定休
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所要時間
2時間
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料金
1名様 6,900円(税込)
※ 価格には「器、塗料、お茶」のお代金が含まれています。 -
お問い合わせ先
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公式サイト ※外部サイトに遷移します
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住所
石川県金沢市卯辰町チ16-17
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アクセス
金沢駅東口からタクシーで約15分。
卯辰山の中腹に店舗がございますので、タクシーでのご来店をお勧めいたします。
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。
記事作成者:COREZO